意外、アクションもできるんだね、とか言われています。ィメージにあまりないみたいで(笑)」はにかむような笑顔で話す綾瀬はるかさん。NHK大河ファンタジー「精霊の守リ人」に主演し、短槍の達人の女用心棒•パルサ役で、本格アクションが話題となつている。これまでに映画『僕の彼女はサィボーグ』などでキレのいいアクションを披露してきたものの、TVでは人間ドラマやラブコメが中心だつたため、周囲からは驚きの声もあった。
「パルサは格好いいですよね。でも、本当はとてもシャイで優しい人です。いろいろな役に出合うのも、作品ごとに振り幅があるのも楽しいですよ。同世代の女性が共感できる、見ると自然に元気になれる、そういう役をこれからも演じていきたいですね」
上橋菜穂子さんの壮大なファンタジー小説をドラマ化し、3年かけて全22回を放送。シーズンー(16年3月〜)を経て、充実の出演陣で展開するシーズン2の見どころは？
「真木(よう子)さん演じるシハナ(敵対する刺客)とパルサ、短剣2本と短槍の対決ですね。違う武器で戦いつらいところを工夫する面も楽しんでもらえると思います。登場人物がみんな個性的で、後半にはずるいくらい面白いキヤラクタ—が現れるのも注目です（笑）
俳優活動で心がけていることは？「考えすぎないこと。自分にプレツシャーをかけすぎずに、何も考えていないほうが集中できますからね。なんでも楽しむようにしています」主演作が続く多忙ななか、行き詰まった時の気分転換も聞いた。
「家族や信頼できる友達に相談します。でも、悩んでも考えてもどうしようもなくて、時間が解決することもありますからね。そういう場合は寝かせておくことも大事かな」
のんびりとしながら、はつきりと明快に話す綾瀬さん。夕夕様なヒロインを演じてきた彼女は、オリコンの〃恋人にしたい女性ランキング，で16年も第1位に選ばれた(通算5回目)。
「えっ！？今知りました。30代なのにね。照れを超えて申し訳ないょうな気持ちです(笑)。年齢を重ねてきて思うことは…..人にも仕事にもひとつひとつ大切に丁寧に接していきたいですね。経験が増えるといろんなことが見えて世界が広がってくる分、余計なことを考えがちにもなりますが、なるべくシンプルにいられたらいいなと思います」ゆるやかな空気をまとい前向きな明るさを放つ様子は、まさに〃愛される女性”たる所以。綾瀬さんがこれからなりたい女性のィメージとは。「日々の何げない出来事も、遊び心やユーモアをもつてとらえられる大人の女性になっていきたいですね。人生がより楽しくなりそう」
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大人のスキマ時間
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